近年、地上波放送などのテレビ番組が見られないチューナーレステレビが人気です。動画配信サービスの視聴に特化しており、チューナー内蔵のテレビよりも割安で購入できます。

この記事では、チューナーレステレビのおすすめ商品を紹介します。あわせてチューナーレステレビのメリット・デメリットや選び方なども解説するので、チューナーレステレビの購入を検討している方は、ぜひご覧ください。

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チューナーレステレビとは?

チューナーレステレビとは、地上デジタル放送やBS・CSデジタル放送などの放送信号を受信するチューナーを内蔵していないテレビのことです。チューナーがないため、一般的な地上波放送やBS・CSデジタル放送を見ることができません。

その代わりに、Android TVやGoogle TVなどのテレビ用OSが搭載されており、インターネットに接続することで、YouTube、Netflix、プライムビデオ、Huluといった動画配信サービスやストリーミングサービスを楽しめます。

普段テレビ番組を見ない方や、動画配信サービスのみを楽しみたい方におすすめのテレビです。

チューナーレステレビのメリット

画像出典:写真AC

チューナーレステレビのメリットとして、以下の3点が挙げられます。

  1. 価格が比較的安価
  2. スマート機能が充実
  3. アンテナの接続が不要

それぞれ詳しく紹介します。

メリット①価格が比較的安価

チューナーレステレビはチューナーが内蔵されておらず、地上波放送を見られないことから、チューナー内蔵のテレビと比べて価格が安い傾向があります

同じサイズで同程度の性能のテレビと比較すると、安く購入できることがほとんどです。

地上波放送などのテレビ番組を視聴しない方は、チューナーレステレビのほうが割安で購入できます。

メリット②スマート機能が充実

チューナーレステレビはスマート機能が充実しています。

音声アシスタント機能やSNSとの連携、スマホの画面に表示されている映像やウェブサイトなどをテレビの大画面に映し出すミラーリング機能など、さまざまな機能が搭載されています。

また、Android TVを搭載したモデルであれば、Google Playストアでアプリを追加することも可能。一般的なテレビよりも、便利に使用できます。

メリット③アンテナの接続が不要

チューナーレステレビは、アンテナの接続が必要ないこともメリットです。アンテナが引かれていない部屋や場所であっても、テレビを設置できます

チューナー内蔵のテレビであれば、アンテナがないと地上波放送などを見られません。アンテナがない部屋に設置するのであれば、アンテナ工事が必要になります。

チューナーレステレビは、電源と通信環境が整っていれば、すぐに視聴可能です。

アンテナのない場所にテレビを設置したい方は、チューナーレステレビを検討するのもひとつの方法です。

チューナーレステレビのデメリット

画像出典:写真AC

チューナーレステレビのデメリットとしては、以下の3点が挙げられます。

  1. 地上波放送が視聴できない
  2. インターネット接続が必須
  3. 動作が遅くなる場合がある

それぞれ詳しく紹介します。

デメリット①地上波放送が視聴できない

チューナーレステレビは、地上デジタル放送やBS・CSデジタル放送を受信するチューナーを内蔵していないため、一般的なテレビ番組を視聴できません

近年では、見逃し配信サービス「TVer」などを利用することで、地上波のテレビ番組を見られるようになりました。しかし、すべての番組が網羅されているわけではないため、見たい番組を見られないこともあります。

地上波放送をすべて視聴したい方は、チューナーが内蔵されたテレビを購入しましょう。

デメリット②インターネット接続が必須

チューナーレステレビはインターネット接続が必須です。インターネット環境が整っていないと、動画配信サービスなどのスマート機能を利用できず、モニターとして使うしかありません

チューナーレステレビのインターネット接続は、Wi-Fiで行うのが一般的です。設置する場所に十分な強さの電波が届いているのか確認が必要になります。有線接続したい場合は、LANケーブルで接続すれば、インターネットを利用できます。

チューナーレステレビを購入するのであれば、まずは設置予定の場所のインターネット環境を整えるのがおすすめです。

デメリット③動作が遅くなる場合がある

チューナーレステレビはインターネットに接続して、動画配信サービスなどのコンテンツを再生するため、インターネット環境次第では、動作が遅くなる場合があります。

特に自宅の通信速度が遅い場合は、視聴中に動画がカクついたり、止まったりすることもあるため、注意が必要です

たとえば、YouTubeが推奨する持続的な速度によると、4K解像度の動画に対して20Mbpsの通信速度を推奨しています。

購入前に自宅の通信環境を調べてみるのがおすすめです。

チューナーレステレビの選び方

画像出典:写真AC

チューナーレステレビを選ぶ際には、以下のポイントをチェックするのがおすすめです。

  1. 画質と音質
  2. サイズとデザイン
  3. スマート機能の充実度
  4. 対応している動画配信サービス
  5. 接続端子の種類

それぞれ詳しく紹介します。

選び方①画質と音質

臨場感のある映像や音響で動画を楽しみたいのであれば、画質と音質をチェックしましょう。

画質はテレビの解像度を確認するのがおすすめです。解像度が高いものほど、より高精細で鮮やかな映像を映し出すことができます。

おもな解像度は以下のとおりです。

  • 4K:3840×2160
  • フルHD:1920×1080
  • HD:1366×768

上記の中では、4Kが最も解像度が高く、フルHDの約4倍もの解像度があります。画質を重視するなら、解像度が高い4Kモデルを選ぶのがおすすめです。

音質は、W(ワット)数やスピーカーの数、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)の有無を確認しましょう。

W数やスピーカーの数については、増えれば増えるほど音質が良くなります。Dolby Atmosとは立体音響技術のことで、Dolby Atmosを搭載していれば、上下左右から音が聞こえて、その場にいるかのような臨場感を味わえます。

選び方②サイズとデザイン

チューナーレステレビが、設置するお部屋に適したサイズとデザインかどうかも考慮しましょう。

一般的に、テレビは視聴距離や解像度によって、適したサイズが異なります。たとえば、フルHDは画面の縦サイズの3倍、4Kは縦サイズの1.5倍の距離から見るのが適しているとされています。ただし、あくまで目安です。人によっては、大きすぎて圧迫感を感じる場合もあるため、好みに合わせて適したなサイズを選びましょう。

また、テレビのデザインもモデルによって異なります。配色やベゼルが狭いもの、広いもの、スタンドの形状など、さまざまなポイントがあるので、自分の好みや部屋の雰囲気にマッチしたものを選びましょう。

選び方③スマート機能の充実度

どのようなスマート機能が搭載されているのかも確認しましょう。

たとえば、Googleの「Googleアシスタント」やAmazonの「Alexa」といった、音声アシスタントが挙げられます。音声アシスタントが搭載されていると、音声でテレビを操作することが可能です。機種によっては、完全にハンズフリーで操作することもできるので、手が塞がっているときにも簡単にテレビを操作できます。

ほかにも、インターネット検索できたり、SNSと連携したりすることも可能です。搭載しているOSによっては、アプリをインストールすることで、機能を拡張することもできます。

せっかくチューナーレステレビを購入するのであれば、スマート機能が充実したものを選ぶのがおすすめです。

選び方④対応している動画配信サービス

チューナーレステレビを選ぶ際には、YouTubeやNetflix、プライムビデオ、Huluなど、自分が見たい動画配信サービスに対応しているか確認しましょう。

リモコンに動画配信サービス専用のボタンがあるものであれば、スムーズに見たいコンテンツを視聴できます。

プリインストールされていない動画配信サービスがあっても、アプリをインストールすることで利用できる場合があります。事前に購入後にアプリを追加できるかどうか、確認しておくのがおすすめです。

なお、動画配信サービスを視聴する際には、チューナーレステレビの購入・アプリのインストールだけでなく、各サービスへの加入も必要になるので、ご注意ください。

選び方⑤接続端子の種類

チューナーレステレビで利用できる接続端子の種類や数もチェックしておきましょう。端子の種類や数はモデルによって異なるため、接続に必要な端子があるかは重要です

端子の種類には、パソコンやゲーム機などとの接続に使用するHDMI端子や外付けHDDなどと接続するUSB端子、ネットワーク通信に使用するLAN端子、オーディオとの接続に使用する光デジタル端子などがあります。

ゲーム機やパソコンなど、複数の機器をチューナーレステレビにまとめて接続したい場合は、端子の数が多いものを選びましょう。

人気のチューナーレステレビ10選!

ここからは、おすすめのチューナーレステレビを紹介します。各メーカーの人気モデルをピックアップしているので、ぜひ参考にしてください。

SAUD501|ORION(オリオン)

画像引用元:SMART TV -Tunerless- 【公式】ORION(オリオン)日本思考の4K液晶テレビ
価格(税込)45,501円(楽天市場 / 2024年6月30日時点)
画面サイズ(他サイズ)50V型(65V型、75V型)
画素数4K(3840×2160)
スマートテレビAndroid TV
サイズ(幅×高さ×奥行)1117×701×212mm
重量9.8kg

50P63H|TCL

画像引用元:P63Hシリーズ
価格(税込)53,820円(Amazon / 2024年6月30日時点)
画面サイズ(他サイズ)50型(43型)
画素数4K(3840×2160)
スマートテレビGoogle TV
サイズ(幅×高さ×奥行)1112×699×265mm
重量8.4kg

UM50QR680N|KONKA

画像引用元:50インチ - 680series - KONKA JAPAN
価格(税込)52,000円(Amazon / 2024年6月30日時点)
画面サイズ(他サイズ)50型(43型、50型、55型、65型)
画素数4K(3840×2160)
スマートテレビAndroid TV
サイズ(幅×高さ×奥行)1111×709×237mm
重量9.6kg

SAFH321|ORION(オリオン)

画像引用元:SMART TV -Tunerless- 【公式】ORION(オリオン)日本思考の4K液晶テレビ
価格(税込)23,599円(楽天市場 / 2024年6月30日時点)
画面サイズ(他サイズ)32V型(40V型、42V型)
画素数フルHD(1920×1080)
スマートテレビAndroid TV
サイズ(幅×高さ×奥行)724×480×179mm
重量4.2kg

65C845|TCL

画像引用元:C845シリーズ 史上最高4K MiniLED - TCL ジャパン
価格(税込)222,020円(Amazon / 2024年6月30日時点)
画面サイズ(他サイズ)65型(55型)
画素数4K(3840×2160)
スマートテレビGoogle TV
サイズ(幅×高さ×奥行)1446x903x319mm
重量26kg

JL-50N4L|JVC

画像引用元:サポート|JVC TunerlessTV製品情報
価格(税込)54,780円(ヤマダウェブコム / 2024年6月30日時点)
画面サイズ(他サイズ)50V型
画素数4K(3840×2160)
スマートテレビAndroid TV、Google TV
サイズ(幅×高さ×奥行)1117x702x269mm
重量9.0kg

JL40G7E|MAXZEN(マクスゼン)

画像引用元:JL40G7E|maxzen(マクスゼン)
価格(税込)28,480円(楽天市場 / 2024年6月30日時点)
画面サイズ(他サイズ)40型
画素数フルHD(1920×1080)
スマートテレビAndroid TV
サイズ(幅×高さ×奥行)897.9×180.5×560.2mm(スタンドあり)
重量5.8kg

MST-43-4K|NITORI(ニトリ)

画像引用元:43型4Kチューナーレス スマートテレビ(MST-43-4K)通販 | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販
価格(税込)39,990~44,390円(楽天市場 / 2024年6月30日時点)
画面サイズ(他サイズ)43V型
画素数4K(3840×2160)
スマートテレビAndroid TV
サイズ(幅×高さ×奥行)961×180×596mm
重量6.7kg

JL24G5E|MAXZEN(マクスゼン)

画像引用元:JL24G5E|maxzen(マクスゼン)
価格(税込)20,680円(楽天市場 / 2024年6月30日時点)
画面サイズ(他サイズ)24型
画素数HD(1366×768)
スマートテレビAndroid TV
サイズ(幅×高さ×奥行)552.9×147.8×369mm
重量2.5kg

GH-GTVM32B-BK|GREEN HOUSE(グリーンハウス)

画像引用元:テレビ, テレビ本体・テレビ関連 | GH-GTVM32B-BK | GREEN HOUSE グリーンハウス
価格(税込)24,527円(Amazon / 2024年6月30日時点)
画面サイズ(他サイズ)32V型
画素数HD(1366×768)
スマートテレビGoogle TV
サイズ(幅×高さ×奥行)720x466x178mm
重量3.6kg

チューナーレステレビをお得に購入するには?

画像出典:写真AC

チューナーレステレビをお得に購入するなら、「下取りチェッカー」を利用するのがおすすめです。

下取りチェッカーは、下取り品の買取査定額を事前に調べられるサービス。LINEやWEBで下取りに出したい古いテレビの査定額を手軽に調べられます。査定額が出たら、ノジマなどの提携店で新しいテレビと買い替え可能です。大きな手間はなく、新しいテレビの配達時に古いテレビを引き取ってもらえます。そして、現物検品後に買取金が振り込まれるという流れです。

古いテレビをリサイクル料金などの費用なしに処分できるうえ、買い取ってもらえるので、実質的に新しいテレビをお得に購入できます。

買い替えでチューナーレステレビを購入するなら、下取りチェッカーの利用をぜひご検討ください。

まとめ

チューナーレステレビのメリット・デメリットや選び方、おすすめ商品などを紹介しました。チューナーレステレビは、地上デジタル放送やBS・CSデジタル放送を見るためのチューナーを内蔵していないテレビのこと。インターネットに接続することで、動画配信サービスなどを楽しめます。

チューナー内蔵のテレビと比べてラインナップは多くありませんが、一般的なテレビ番組を視聴しない方や割安でテレビを購入したい方におすすめです

テレビ番組は視聴しないものの、動画配信サービスを大画面で楽しみたいという方は、ぜひこの記事を参考にして、自宅に最適なチューナーレステレビを見つけてください。

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ryota