テレビの寿命は10年程度!お得に買い替える方法を徹底解説!

「テレビの画面が暗い」「映像に乱れ」「音声が途切れる」などの症状が現れるようになったらテレビが壊れる前兆かもしれません。

テレビが寿命を迎える際には、具体的にどのような症状が現れるのでしょうか。本記事では、テレビの基本的な耐用年数と壊れる前の具体的な症状について説明しています。

下取りチェッカー 今すぐ査定してみる

テレビの平均寿命は10年程度

テレビのタイプ別平均寿命をくわしく紹介します。

  • 液晶テレビの場合
  • プラズマテレビの場合
  • 有機ELモデルの場合

液晶テレビの場合

価格と性能のバランスが良く、広く一般家庭に流通している液晶テレビの平均寿命はおおよそ8年〜10年といわれています。

液晶テレビは液晶パネルにバックライトを照射して映像を映し出す仕組みです。

バックライトの寿命が約6万時間といわれており、平均的な視聴時間を元にした期間に直すと8年〜10年となります。

部品の経年劣化も影響しますが、あまりテレビを見ないケースでは20年間使える可能性もあります。

プラズマテレビの場合

プラズマテレビは液晶テレビよりも利用できる期間は長く、平均寿命は15年〜30年です。

プラズマテレビは厚みのあるパネル構造が採用されており、バックライトではなく、内部の放電によって映像を映し出しています。

プラズマテレビに採用されているパネル構造はバックライトよりも寿命が長いことが特徴で、その耐用年数は最大30年にも及ぶほどです。

パネルの厚みと耐久性があるため、パネル自体が割れにくくキズがつきにくい点も長く使える理由の一つといっても良いでしょう。

パネル以外の部品の劣化のほうが早い場合、パネルの耐用年数を待たずに買い替えなければいけないケースもあります。

一般的には10年程度を目安に買い替えを検討するケースが多いようです。

なお、現在プラズマテレビは発売されていないため、実用的な目的で購入する機会は少ないでしょう。

有機ELテレビの場合

有機ELテレビはパネルの劣化が早く、平均寿命は4〜10年といわれています。

有機ELテレビもプラズマテレビと同じく、バックライトは搭載されていません。パネルを光らせるために有機化合物に電気を流して発光させる仕組みを採用しています。

この発光方法は鮮明な画像を再現できるかわりに有機化合物そのものを劣化させてしまうため、長い時間使用すると輝度が少しづつ低下し、やがては寿命を迎えます。発売当初は、寿命が短い有機ELテレビが多く見られましたが最近のモデルでは耐久性が向上しており、短かった耐用年数は長くなりつつあります。

テレビの寿命が近いときの特徴

テレビの寿命が近づいてくると、テレビ本体にどのような症状が現れるのでしょうか。

詳細を4つのポイントにて説明します。

  • 画面が暗くなったり乱れたりする
  • 音声が聞こえない・ノイズが出る
  • 焦げ臭いにおいがする
  • 電源が入らなくなる

画面が暗くなったり乱れたりする

テレビを長い期間利用していると、バックライトや有機化合物が劣化し、明るさのムラやパネル全体、またはその一部が暗くなることがあります。

画面が暗くなる、または乱れる原因は経年劣化や電力が上手く伝わっていないことが考えられます。

テレビに線が入る場合は、パネルの劣化が考えられるため、買い替えを推奨します。

音声が聞こえない・ノイズが出る

映像は流れているのに音声が聞こえない場合は、テレビの回路や基盤の不具合、またはスピーカーの不具合が考えられます。

スピーカーの耐用年数はおおよそ10年と言われていますので、長い間利用しているテレビの音声が聞こえにくくなってきた場合は、寿命だと思ったほうがよいでしょう。

音声関連の故障は修理が難しいため、買い替えを推奨します。

焦げ臭いにおいがする

まれに、テレビの電源をいれても反応がなく、しばらくすると焦げた臭いが漂ってくることがあります。

焦げた臭いの原因は、内部部品のショートです。そのままにしておくとテレビ本体から発火する危険性があります。すぐに電源を切ってコードを抜きましょう。

対処法についてメーカーのサポートへ連絡するのも良いですが、内部の基盤が焼けていることが考えられるため、テレビは使えないと考えておきましょう。

電源が入らなくなる

電源が入らないことが増えてくると、寿命が近づいているサインです。テレビ本体のボタンを押してもテレビがつかない場合、内部のバックライトやテレビに電源を供給する基盤が故障している可能性が高いです。

電源を入れてもすぐに消えてしまう場合や、電源そのものが入らない場合はテレビ自体が利用できません。購入してから間もなければ修理に出し、修理代が割に合わなければ新しくテレビを買い替えたほうがお得です。

テレビの寿命が来る前にやっておくべきこと

テレビの寿命が来るまで利用した後に新しいテレビを買い替えるのも一つの方法ですが、まだ性能が落ちていないうちに新しいモデルに買い替えるほうがメリットを受けられます。

テレビが使えなくなってしまい買い替えを検討する場合、廃棄処分費用としてリサイクル料金や運搬収集費が必要となります。しかし、まだテレビが使える間に下取りに出すとリサイクル料金や運搬収集費がかからずに新しいテレビを下取りの差額分でお得に買い替えられます

一般的なテレビの耐用年数を参考に、おトクな買い替えサイクルを検討してみてはいかがでしょうか。

下取りチェッカーは、家電の下取り査定額をオンライン上で事前に調査できるサービスです。冷蔵庫、洗濯機、テレビを中心に家電10品目とパソコンに対応しています。下取りを活用したお得な買い替え方法が気になる方は、ぜひ下取りチェッカーをチェックしてみてください。

まとめ

テレビの寿命は採用されているパネルによって違いはあるものの、おおよそ10年程度と見て良さそうです。現在販売されているテレビの中で、寿命がもっとも長いのは液晶テレビです。

テレビの使用状況によって平均よりも短くなったり、反対に寿命が長くなったりします。

平均的な耐用年数が近くなってきたらテレビの状態を見つつ、買い替えを検討しても良いでしょう。

買い替えの際に古いテレビを廃棄処分すると、余計にお金がかかってしまいます。お得に新品を買い替えられる下取りをご検討ください。

おすすめ記事

コラム
有機elテレビの失敗しない選び方は?おすすめモデル10選!

有機elテレビの失敗しない選び方は?おすすめモデル10選!

コラム
【2024年】小型テレビのおすすめ10選!選び方についても解説!

【2024年】小型テレビのおすすめ10選!選び方についても解説!

コラム

テレビはREGZAがいい?評判やおすすめのモデルも紹介

著者情報

mochizuki
サイト管理者。